パラエストラ岐阜について
かつて中学校教員として少年スポーツの指導に従事していた私は、従来の「勝つことのみを主目的とした指導」に、行き詰まりと疑問点を感じていました。
そんな時期に巡り合ったのが、当時中井祐樹先生が設立されたばかりであった格闘技道場「パラエストラ東京」の、「マーシャル・アーツ・コミュニケーション」の理念です。
「格闘技は、言葉や人種、年齢の壁を越えることができるコミュニケーション手段である」というのが、その基本姿勢になります。ブラジリアン柔術の公式アカデミーおよび日本修斗協会オフィシャルジムとしての活動が中心ですが、レスリングや柔道、サンボ、サブミッション・レスリング、キックなど、様々な格闘技にチャレンジし続けています。
競技としての「何でもあり」だけでなく、興味のあることにはなんでも挑戦する「何でもあり」の精神こそ、パラエストラの理念です。パラエストラは会員との関係も、「何でもあり」だと考えています。
プロ志望、体験希望、単純に汗を流したい人、ダイエット希望、見学だけしたい人、選手を応援したい人など、格闘技を楽しみたい人すべての人の拠り所でありたいのです。
そう"格闘技を楽しむ"ことこそパラエストラのテーマです。設立当初よりスタートした支部ネットワーク構想により、現在では国内外に30の支部があり、2003年中には新たに2つの支部のオープンを予定しています。これらの支部を基点に、アマチュア修斗と柔術のワンマッチやトーナメント大会とテクニック・セミナーを全国各地で開催することも、活動の大きな柱です。
「どこでも、誰でも、同じルール、同じ基準の下に競い合い、学べる」ことをテーマに、修斗と柔術の普及に尽力しています。 格闘技は、"自ら経験する"ほうが"見るだけ"の何倍も楽しいものです。 チャンスは私達が作ります。さあ、私たちとともに格闘技を楽しみましょう!!
パラエストラ東京HPより抜粋
この理念に強く共鳴した私は、1999年、教職を辞し単身上京。
「パラエストラ東京」に入門を果たしました。
2001年に帰郷し設立した「パラエストラ岐阜」は、
「マーシャル・アーツ・コミュニケーション」の理念のもと、
「誰もが安心して楽しく練習できる道場を」
「通いやすい、続けやすい道場を」
そう心がけた運営を続け、現在では、下は小学1年生から上は40代まで、
また、ブラジル人・ペルー人・アメリカ人、
さまざまな年代・さまざまな国籍の人間が混在し交流する、
まさに「マーシャル・アーツ・コミュニケーション」
の理念通りの道場となりました。
「競技(コンペティション)力」という面でも、
ブラジリアン柔術黒帯の戸所誠哲選手、石崎広樹選手
プロ総合格闘家の河合直紀選手、角田裕亮選手
などなど、それぞれの分野で「ホープ」と呼ばれる選手が続々と誕生しております。
2012年には、戸所選手のヨーロッパ選手権出場を皮切りに、念願の「世界進出」もスタートし、「コンペティション・チーム」としての一層の発展が見込まれています。
パラエストラ岐阜は、この10年以上の伝統と実績のもと、いろんな人の、いろんなニーズに応えられる格闘技道場です。
私達と一緒に「マーシャル・アーツ・コミュニケーション」をしてみませんか?